十全化学について
About Us
会社概要
Profile
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社名
十全化学株式会社 JUZEN Chemical Corporation
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創業
1950年11月16日
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資本金
6,500万円
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事業
医療品事業
- 医薬原薬及びその重要中間体の受託製造
- 治験用原薬等の試製受託
- CMC開発支援サービス
化成品事業
- 特殊中間体の受託製造
- マロン酸 及び ピリミジン誘導体の製造
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従業員
322名
(生産 171名、研究開発 40名、QU 84名) -
事業所
- 本社・工場
- 〒930-0806 富山県富山市木場町1番10号
TEL:076-433-1111 FAX:076-432-1165 - 東京支店
- 〒101-0047 東京都千代田区内神田2-7-13山手ビル3号館9階
TEL:03-3527-1560 FAX:03-5256-8500 - 湘南R&Dセンター
- 〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東2丁目26-1
湘南ヘルスイノベーションパーク C33M-1110
沿革
History
製薬メーカーの皆様が中間体、原薬、製剤それぞれのアウトソ-シングを積極的かつ戦略的に展開しておられる中で、弊社は原薬や重要中間体の受託メーカーとして、これまでの経験とノウハウをフルに活用し、新薬開発から既存薬までのあらゆるステージのアウトソーシングに対して、ご要望に的確にお応えいたします。
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1950
抗ヒスタミン剤の製造を目的として設立
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1955
モノクロル酢酸の製造を開始し、工業薬品分野に進出
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1961
ビタミンB1・B2中間体の製造を開始
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1976
サルファ剤中間体の受託製造を開始
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1983
CO法によるマロン酸エステルの製造を開始(青海工場)
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1986
医薬中間体用マルチパーパスプラント完成
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1996
ISO9002の認証を取得(2002年に認証を返上し、GMPに統合)
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1998
Global GMP適合の医薬品原薬用プラントJPP-Ⅰ 完成
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2001
JPP-Ⅱ GMP適合工場へ改造
ISO-14001の認証を取得
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2002
JPP-Ⅰ 生産能力を増強
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2004
JHP 生産能力を増強
新分析研究センター完成
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2006
JPP-Ⅰ 生産能力を増強
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2008
JPP-Ⅱ 生産能力を増強
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2013
新研究開発センター完成
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2015
高薬理活性対応プラント JPP-Ⅲ 完成
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2019
湘南サテライトオフィス開設
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2021
湘南R&Dセンター開設
オリゴ核酸合成受託業務開始
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2023
新本社屋完成
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2024
JPP-Ⅲ 生産能力を増強
新倉庫完成
査察実績
Inspections by Regulatory Authorities
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FDA査察
2000年 - JPP-Ⅰ
2005年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
2009年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
2012年 - JPP-Ⅰ
2016年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
2018年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
2019年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ -
MFDS査察
2007年 JPP-Ⅰ
2012年 JPP-Ⅰ -
AIFA査察
2012年 JPP-Ⅰ
企業文化
Culture
創立75周年を迎える2025年、十全化学の根源的な考えである “企業理念” “品質方針” “行動指針”に加えて、
を策定いたしました。
私たち十全化学は、あらたなミッション・ビジョンに向けて、ものづくりの力でチャレンジし、ステークホルダーの
みなさまとともに歩んでいくことで、お客様への提供価値と社会への貢献を高め拡げてまいります。
理念
中長期
企業理念
Philosophy
安全 安心 信頼を
第一義とする
十全化学は、従業員が安全に職務を行い、安心して働ける環境を提供することで、付加価値を生み出し、お客様からの信頼を得ることを第一義とし、長期にわたる関係性を大切にしてまいります。
ミッション
Mission
ひとづくり、ものづくりの力で、
一人ひとりの未来をかたちにする
ひとづくり
私たち十全化学のものづくりの力の源はひと(社員)です。
ものづくりの力を高め社会に貢献するため次のようなひとづくりに努めます。
- 何事にも誠実で責任感のある人
- 高い目標に挑戦する人
- 困難にも負けず努力を尽くす人
- 自ら考え行動する人
- 継続的に自らを高め生き生きはたらく人
- 良いものはすぐに取り入れ実行する素直な人
ものづくりの力
私たち十全化学は、常にお客様の課題に真摯に誠実に向き合い、どのような難しい課題にもあきらめず試行錯誤・工夫し乗り越えてまいりました。
その結果、ものづくりの原理原則を知り尽くし、ものづくりのプロセスで起きる事象を予見した、最適なご提案と実行する力を身につけることができました。
私たちは、これからもお客様・社会の課題解決を後押しし、開発から生産までを安心して任せられる「ものづくりのプロフェッショナル」であり続けるため、これらものづくりの力の維持・向上に努めます。
一人ひとりの未来を
かたちにする
- 私たち十全化学が原薬を供給するその先には、患者さん一人ひとりの人生があります。難しいことにもチャレンジし、日々の業務に誠実に向き合うのは、その一人ひとりの未来のためであることを決して忘れません。
- 計算力の指数関数的な向上により、デジタル上で様々な設計図が高速に生み出される世界が到来しています。私たち十全化学はものづくりの力を活かしてそれを価値ある実際のかたちにする役割を担います。
- 私たち十全化学のものづくりの強みを活かして医薬品以外の領域にもチャレンジし、一人ひとりの未来をかたちにする領域を拡大します。
- 社員に自分らしく生き生きと働いてもらうことで、社員一人ひとりの人生を充実したものにします。(働きがい → 生きがい)
- 社員が地方で充実した人生を送り、また地方に人が集まる会社となることで、社会に「豊かな生き方」を広げます。
- 社員、顧客、社会のため、私たち十全化学は持続的に成長します。
品質方針
Quality Policy
常に品質の向上に努め、
国内外の顧客の満足と信頼をより確実に得る
十全化学は、お客様と確実な信頼関係を築くべく、常に満足していただける品質を目指し、品質向上活動を継続してまいります。
行動指針
Values
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【 挑 】
現状に満足せず、常に前進し、困難なことに挑戦し続けよう!
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【 愉 】
会社と仕事を通じて自己成長を遂げ、仕事を愉しもう!
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【 考 】
絶対解は世の中に存在しない。自ら考え、最適解を見つけ、仲間と理解し合い、チームとなって進もう!
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【 心 】
出来ないと決めつけず、出来るためにはどうするかというマインドで考えよう!
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【 遂 】
考えるだけでなく、最後までやり遂げることが最も大切である!
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【 信 】
仲間やチームを思いやり、優しさと厳しさを通じて強いチームを作ろう!
十全化学は、上記6つを行動指針と定め、企業活動を通しての従業員の自己成長や強いチームをサポートすることで、競争力に磨きをかけてまいります。
ビジョン2035
Vision2035
創薬新時代※において、
開発初期から商用まで一貫して任せられる
最強のものづくりパートナーとして、
“患者さんにフィットした薬の提供”
を加速させる
患者さんにフィットする薬を提供するため少量多品種化が進み、スタートアップ由来の創薬が増え、AI創薬などの技術革新により創薬のスピードが飛躍的に加速する時代
ビジョンに込めた想い
遺伝子解析による個別化医療や、希少疾患用医薬品開発の活発化によって、一人ひとりの患者さんにフィットした薬の開発が進んでいます。一方でこれによりものづくりの観点では少量多品種化が進展しています。
また、今後の技術革新により、年々創薬のスピードが加速し続けることが予想されますが、それを十分に活かして患者さん一人ひとりがより効き目のある薬をいち早く得られるようにするためには、お客様の医薬品開発を支えるものづくりの力が必要不可欠です。
「私たち十全化学はこれまで培ってきた強みを活かしつつも、新時代に対応した転換(少量多品種化、スピード向上、開発初期段階から担うことができるCapabilityの具備)を成し遂げ、お客様にとって開発初期から商用までを一貫して、安心して任せられる最強のものづくりパートナーとなりたい。 そうなることで、患者さん一人ひとりにとってのよりよい未来をものづくりの力で創っていく存在となりたい。」
そのような想いをビジョンに込めました。
そのための転換は容易ではありませんが、かつて私たちは化成品から医薬品へ事業の大転換を成し遂げた歴史を持っています。
そのDNA持つ私たち十全化学は、ものづくりの力をより一層高め、ビジョンの実現に向けチャレンジし続けていきます。