十全化学株式会社

十全化学について

About Us


代表メッセージ

Message from the CEO

激動する世界の医薬品業界の中、
皆様の多種多様なご要望に
グローバル・スタンダードで
お応えできるものと
私たちは確信しております。

取締役社長 廣田 大輔

取締役社長廣田大輔

弊社は、昭和25年抗ヒスタミン剤をはじめとする局方医薬品の製造を目的として設立され、昭和31年モノクロル酢酸製造を契機に、有機中間体分野に進出いたしました。

その後、シアノ酢酸エステル、マロン酸エステルといった特殊中間体と、そこから誘導されるピリミジン、プリン類のヘテロ環化合物等を製造する中で、さまざまな有機合成工業化技術の蓄積をはかり、高付加価値中間体の受託生産業務へと、事業の拡大を図ってまいりました。

さて、世界の製薬企業ではアウトソーシング化が潮流となっており、さらにその速度は増しているように思われます。

このような状況下において、弊社は世界の製薬企業の研究開発支援、治験薬製造、商用品の安定供給までをワンストップでご提供できるベストパートナー、CDMOを目指して、新技術の習得や設備投資を積極的に進めております。

2015年には多品目の生産が可能な最新鋭のGMP適合原薬製造工場を建設し、GMP仕様の機器を豊富に配置したこの工場の完成により、従来からのソフト面における品質保証システムに加えて、ハード面でもより一層品質保証体制の充実を図りました。

また、これまでに培った有機合成工業化技術を背景に、治験薬GMPに対応した小生産プラントとの連携により、新薬開発段階からコマーシャル生産までの一貫した対応が可能となりました。

さらには、多品目生産体制による コストメリットに加え、既設の医薬中間体用マルチパ-パスプラントとのコンビネ-ションにより、ご満足いただける価格での提供が可能と考えております。

2017年からは、これまでの経験と専門知識を活かして、 時代の要請に応えるべく、CMC開発支援サービスの提供を開始し、製薬企業の製造ルート開発、分析法試験法開発等を支援させていただいております。

2024年にはGMP適合原薬製造工場の増築・拡張工事を実施するとともに、核酸医薬における設備増強も実施し、新たなモダリティーにもチャレンジしております。

激動する世界の医薬品業界の中、私達は皆様の多種多様なご要望にグロ-バル・スタンダ-ドでお応えできるものと確信しております。

取締役社長廣田大輔

会社概要

Profile

  • 社名

    十全化学株式会社 JUZEN Chemical Corporation

  • 創業

    1950年11月16日

  • 資本金

    6,500万円

  • 事業

    医療品事業

    • 医薬原薬及びその重要中間体の受託製造
    • 治験用原薬等の試製受託
    • CMC開発支援サービス

    化成品事業

    • 特殊中間体の受託製造
    • マロン酸 及び ピリミジン誘導体の製造
  • 従業員

    322名
    (生産 171名、研究開発 40名、QU 84名)

  • 事業所

    本社・工場
    〒930-0806 富山県富山市木場町1番10号
    TEL:076-433-1111 FAX:076-432-1165
    東京支店
    〒101-0047 東京都千代田区内神田2-7-13山手ビル3号館9階
    TEL:03-3527-1560 FAX:03-5256-8500
    湘南サテライトオフィス&ラボ
    〒251-0012 神奈川県藤沢市村岡東2丁目26-1
    湘南ヘルスイノベーションパーク C33M-1110

沿革

History

沿革

製薬メーカーの皆様が中間体、原薬、製剤それぞれのアウトソ-シングを積極的かつ戦略的に展開しておられる中で、弊社は原薬や重要中間体の受託メーカーとして、これまでの経験とノウハウをフルに活用し、新薬開発から既存薬までのあらゆるステージのアウトソーシングに対して、ご要望に的確にお応えいたします。

  • 1950

    抗ヒスタミン剤の製造を目的として設立

  • 1955

    モノクロル酢酸の製造を開始し、工業薬品分野に進出

  • 1961

    ビタミンB1・B2中間体の製造を開始

  • 1976

    サルファ剤中間体の受託製造を開始

  • 1983

    CO法によるマロン酸エステルの製造を開始(青海工場)

  • 1986

    医薬中間体用マルチパーパスプラント完成

  • 1996

    ISO9002の認証を取得(2002年に認証を返上し、GMPに統合)

  • 1998

    Global GMP適合の医薬品原薬用プラントJPP-Ⅰ 完成

  • 2001

    JPP-Ⅱ GMP適合工場へ改造

    ISO-14001の認証を取得

  • 2002

    JPP-Ⅰ 生産能力を増強

  • 2004

    JHP 生産能力を増強

    新分析研究センター完成

  • 2006

    JPP-Ⅰ 生産能力を増強

  • 2008

    JPP-Ⅱ 生産能力を増強

  • 2013

    新研究開発センター完成

  • 2015

    高薬理活性対応プラント JPP-Ⅲ 完成

  • 2019

    湘南サテライトオフィス開設

  • 2021

    湘南サテライトラボ開設

    オリゴ核酸合成受託業務開始

  • 2023

    新本社屋完成

  • 2024

    JPP-Ⅲ 生産能力を増強

    新倉庫完成

査察実績

Inspections by Regulatory Authorities

  • FDA査察

    2000年 - JPP-Ⅰ
    2005年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
    2009年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
    2012年 - JPP-Ⅰ
    2016年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
    2018年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ
    2019年 - JPP-Ⅰ, JPP-Ⅱ

  • MFDS査察

    2007年 JPP-Ⅰ
    2012年 JPP-Ⅰ

  • AIFA査察

    2012年 JPP-Ⅰ

企業文化

Culture

十全化学は、根源的な考えである ”企業理念”と使命である”企業ミッション”をベースに品質方針と行動指針を定め、日々努力を続けています。

企業理念


企業理念

Philosophy

安全 安心 信頼を第一義とする

十全化学は、従業員が安全に職務を行い、安心して働ける環境を提供することで、付加価値を生み出し、お客様からの信頼を得ることを第一義とし、長期にわたる関係性を大切にしてまいります。


企業ミッション

Mission

自社の創出する付加価値を通じて
人々の健康に貢献する

十全化学は、我々が創出する付加価値を通して、心待ちにされている患者様に1日も早く薬をお届けし、安定供給を叶え、人々の健康に貢献することで社会の一翼を担っていきたいと考えております。


品質方針

Quality Policy

常に品質の向上に努め、
国内外の顧客の満足と信頼をより
確実に得る

十全化学は、お客様と確実な信頼関係を築くべく、常に満足していただける品質を目指し、品質向上活動を継続してまいります。


行動指針

Values

  • 【 挑 】

    現状に満足せず、常に前進し、困難なことに挑戦し続けよう!

  • 【 愉 】

    会社と仕事を通じて自己成長を遂げ、仕事を愉しもう!

  • 【 考 】

    絶対解は世の中に存在しない。自ら考え、最適解を見つけ、仲間と理解し合い、チームとなって進もう!

  • 【 心 】

    出来ないと決めつけず、出来るためにはどうするかというマインドで考えよう!

  • 【 遂 】

    考えるだけでなく、最後までやり遂げることが最も大切である!

  • 【 信 】

    仲間やチームを思いやり、優しさと厳しさを通じて強いチームを作ろう!

十全化学は、上記6つを行動指針と定め、企業活動を通しての従業員の自己成長や強いチームをサポートすることで、競争力に磨きをかけてまいります。