倉庫棟
Warehouse
2024年9月、GMP対応の一般自動倉庫棟と4類危険物自動倉庫棟が完成しました。
一般自動倉庫棟は、日米欧の三極に適合した管理温度15~25℃で保管できる自動ラック区画と、5類危険物倉庫2室(うち一室は15℃以下)、冷蔵倉庫(2~8℃)および冷凍倉庫(-20℃以下)区画を有しています。
工場及び合成設備の特長
Features
- 一般自動倉庫棟及び4類危険物自動倉庫のラック区画は、ダブルリーチスタッカークレーンを採用することで保管の高密度化を実現し保管数量の増強を図っています。
- 制振構造ラックを採用し、地震による保管物の荷崩れのリスクを大きく低減しています。また、BCPに基づいた水害による保管物の被害を回避するための設計を取り入れています。
- 外壁はALCを使用、無窓構造方式にて高い気密性を実現した構造になっており、防虫・防塵対策を確実にしております。
- 一般倉庫区画は荷受けエリアと荷捌きエリアを有しており、管理区分に基づいた動線計画を設定し、倉庫の配置に反映させています。また、2階には中性能フィルターを採用したサンプリング室2室(内1室にはサンプリングを行うウォークインドラフト及び局所排気設備を有す)と、5類危険物倉庫2室を配し、3階には冷蔵倉庫(2~8℃)と冷凍倉庫(-20℃以下)を有しています。
- 倉庫内部は、合理的な動線計画による施設配置とサンプリング室の適切な室圧管理により、倉庫内の汚染を防止しています。
- 温度管理が必要な保管施設については、施設導入時及び定期的に温度マッピングを実施し、この結果に基づき適切に常時温度監視を行います。
- 倉庫システムは、医薬品製造の保管管理にふさわしいシステムを導入し、確実なセキュリティを含めたDI対応により、高品質な保管管理を実現しております。
一般自動倉庫棟
エアーシャワー室
自動ラック区画(荷捌きエリア)
冷蔵倉庫
冷凍倉庫
平倉庫区画
サンプリング室
4類危険物自動倉庫棟
設備・機器
Facilities / Equipment
機器の種類 | 仕様 |
---|---|
自動ラック区画 | 温度条件:15~25℃、保管容量:1404パレット |
平倉庫区画 | 温度条件:15~25℃、保管面積:345㎡ |
冷蔵倉庫 | 温度条件:2~8℃、保管面積:92㎡ |
冷凍倉庫 | 温度条件:-20℃以下、保管面積:35㎡ |
5類危険物倉庫1 | 温度条件:15~25℃、保管面積:31㎡ |
5類危険物倉庫2 | 温度条件:15℃以下、保管面積:31㎡ |
サンプリング室1 | 温度条件:15~25℃、湿度条件:30%RH以下、中性能フィルター採用、 ウォークインドラフト設置 |
サンプリング室2 | 温度条件:15~25℃、中性能フィルター採用 |
4類危険物自動倉庫 | 保管容量:200パレット |
製品に関するお問合せ
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