核酸医薬製造事業を推進するための業務提携に関するお知らせ
2025年03月31日 news
十全化学株式会社(本社:富山県富山市、取締役社長:廣田大輔、以下、十全化学)と株式会社ニッポンジーンマテリアル(本社:富山県富山市、代表取締役社長:米田篤史、以下、ニッポンジーンマテリアル)は、核酸医薬製造事業の戦略的推進を目的として業務提携契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
「核酸医薬品」は、オリゴ核酸を原料とした新しい創薬モダリティ(治療手段)として、遺伝性疾患やがんに対する革新的医薬品としての発展に注目が集まっています。
十全化学は、2024年8月にオリゴ核酸製造エリアを設置し、ラボサンプル合成から製造プロセスの開発、GMP製造に至るまで、お客様のニーズに応じた柔軟で確実な対応が可能となる体制を整備しました。これにより、従来の低分子医薬品と同様に研究開発支援、治験薬製造、商用品の安定供給までをワンストップで提供可能な受託体制にて、医薬品原薬製造のアウトソーシングをサポートできるようになりました。
ニッポンジーンマテリアルは、創業時から20年以上化学合成によるオリゴ核酸製造を主業務と取り組んでいます。少量多品種なオリゴ核酸の製造や多種多様な修飾核酸・末端修飾の取り扱いを得意としており、それらの供給を通して大学等のアカデミアや製薬企業の研究者の核酸医薬品向けオリゴ核酸の研究・開発を支援してきました。
本契約締結により、両社の強みを活かして、シーズ探索・スクリーニングといった基礎研究から核酸医薬品開発・GMP製造までのシームレスなトータルソリューションとして提供可能なエコシステムを構築してまいります。
また、両社は富山市に製造拠点を構えており、フェイスtoフェイスでのオリゴ核酸製造技術に関する情報共有、技術交流を通してシナジー効果を追求し、核酸医薬品の開発・GMP製造を推進します。
十全化学株式会社について
十全化学は、世界の製薬企業の研究開発支援、治験薬製造、商用品の安定供給までをワンストップでご提供できるベストパートナー、CDMOを目指して、新技術の習得や設備投資を積極的に進めております。2024年にはGMP適合原薬製造工場の増築・拡張工事を実施するとともに、核酸医薬における設備増強も実施し、新たなモダリティーにもチャレンジしております。
社名 :十全化学株式会社
代表者 :取締役社長 廣田大輔
本社 :富山県富山市木場町1番10号
URL :https://www.juzen-chem.co.jp/
株式会社ニッポンジーンマテリアルについて
ニッポンジーンマテリアルは、遺伝子工学用試薬メーカーのニッポンジーンの子会社であり、研究用オリゴヌクレオチド・体外診断用医薬品向けオリゴヌクレオチド、乾燥試薬、遺伝子検査サービスなどを提供しています。自信と信頼の品質を提供することを通して、ライフサイエンスの進歩と発展に貢献しています。
社名 :株式会社ニッポンジーンマテリアル
代表者 :代表取締役社長 米田篤史
本社 :富山県富山市荒川一丁目1番25号
URL :https://www.nippongenematerial.com
本件に関する問い合わせ先
十全化学株式会社
総務部
e-mail:eigyou@juzen-chem.co.jp
株式会社ニッポンジーンマテリアル
セールス&マーケティング
e-mail:info@nippongenematerial.com
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