キャリア採用
mid-career recruitment2017年入社品質管理部開発課 課長代理
なぜ十全化学を選んだのか
私は学生の頃から、医薬品の開発を通じて患者様にいち早く健康と安心を届けたいと考えていました。
当社の企業ミッションである “十全化学が創出する付加価値を通じて人々の健康に貢献する”をホームページで知りました。
そのミッションが私の考えと同じである事に驚くと同時に強く共感し、転職を決意しました。これまでの医薬品開発の実務経験を活かし、当時発足したばかりだったCMC開発支援事業の立上げと発展に挑戦し、貢献したいと考え、2017年に十全化学の門を叩きました。
仕事のやりがいについて
業務を進めていく中で、想定外の課題が見つかりスムーズに進まないことがあります。私は「課題はこの開発品が世に出るための重要なタスクである」と捉えており、お客様やチームメンバーとコミュニケーションを密にとりながら、課題解決に向けた対策や方針を決めることに大きなやりがいを感じています。お客様への日々の報告や提案を通じて医薬品開発を推進できることが私の励みとなっています。また、若手メンバーを開発者として育成することも私の重要な仕事であり、やりがいを感じます。
メンバーが課題解決に向けて自ら考え、粘り強く取り組みながら成長していく姿を見ることは私の喜びです。
職場の雰囲気について
お陰様でお客様から開発に関する多くの業務を頂戴し、課員一丸となって日々業務に邁進しており活気があります。真摯に仕事に向き合う中で自分の目標をしっかり持って日々努力しています。チーム間、部門間のコミュニケーションが密であり、和気あいあいと気持ちよく働ける環境です。トラブルに直面したときには上司や部下の関係なく意見を出し合い、時間も忘れて議論することもあります。
休憩時間には休憩スペースで軽く飲食しながら、週末の予定や家族の話題に花を咲かせています。
将来チャレンジしたいことは？
他社様からの委託業務はお客様毎にご要望が異なっているため、その一つ一つに確実に応えるためにも、全メンバーが自主的に考え行動できるように意識を変えることが重要であると考えています。
リーダーとして自ら率先して意識や行動を変えることが必要であり、常にアンテナを張り、情報をメンバーに共有して意識変革を促していきたいと考えています。さらに、今後は海外の開発業務にも取り組んでいきたいです。英語力を始め、更なるスキルの獲得に取り組み、会社の発展に貢献したいと考えています。
何事もやり切る情熱をもって取り組んでいけば必ず成長できると信じていますので、これからもチャレンジを続けていきます。
入社を検討されている方へのメッセージ
中途で入社される方も多く、前職での経験を活かして切磋琢磨しながら業務に励んでいます。今後の十全化学は、国内だけでなくグローバルに事業展開していく予定であり、熱意があれば積極的に新しいことにチャレンジできる環境です。
また、当社は緑豊かで美しい環水公園の近くにあり、季節によって移り変わる公園の姿を見ながら出勤できるのも大変魅力的です。
やる気に満ち溢れている方、キャリアアップを考えている方、一緒に頑張りましょう！
ある一日のスケジュール例
8:00-8:30出社・朝礼
8:35-9:15グループミーティング
前日の開発結果を共有し、本日の業務内容を確認します。
9:15-9:30メールのチェック
9:30-10:30会議準備
会議に向けて作成した資料を課員と再確認すると共に、会議の進め方や提案の仕方を打ち合わせます。サポートデータとなるクロマトグラムを再確認して、必要に応じて会議中に提示出来るように準備します。
10:30-12:00お客様との会議
開発委託元とのWeb会議を行います。開発の進捗報告を行うとともに、今後の開発の進め方を当社から提案します。
12：00-13：00昼食
会社支給の弁当をいただきます。
13:00-14:30インハウスセミナー
分析機器メーカー様に最新分析技術に関するインハウスセミナーを開催して頂くこともあります。質疑応答の時間帯では日常の分析業務での疑問点を相談します。
14:30-15:30会議
研究開発部と核酸オリゴマーの開発に関する会議です。各部の課題を持ち寄って進め方を議論します。
15:30-17:00書類確認
試験報告書や検討計画書の内容をチェックします。
17:00退社
その日の業務によっては退社時間が前後します。子供の習い事のお迎えにいく日もあります。
仕事内容について
品質管理部 開発課のリーダーとして、試験法開発や分析法バリデーション及び各種レギュレーション対応業務を通じてお客様に開発段階の治験薬の品質管理戦略を提案しています。
前職では自社開発品のみ扱っていましたので、製薬メーカー様や創薬バイオベンチャー様の大切な開発品を取り扱うことに対し大きな緊張感があります。お客様にとって最適なソリューションを提供するため、常に新しい情報や知識の取得は欠かせません。難しい課題に取り組み苦労が大きいほど、お客様に満足いただけたときの喜びは何物にも代えがたい大きなものとなり、次の挑戦への自信と活力へ繋がっています。
現在、核酸プロジェクトの一員としてまだ一般的ではないオリゴマー分析技術の新規確立に向けたロードマップを提案し、社内外の関係者の方々と協力しプロジェクトを推進しています。